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このエッセイの内容は、今「講師業」なんかをするときや、現場で学生とか若いインターンを使うときには変わらず考えていることです。というか、今は更にこの内容を強く感じています。今カリキュラムアドバイザーをやらせて頂いている学校にも言いました。
「僕は、学生をなめていない!学生の作品や行動に対し、常に嫉妬できるような感覚を持っている。だから、能力がある学生は取り込みます!」って。まー、要するに「取り込まれる」ってことは学生にとって何かしらのチャンスになるわけだし、僕もそいつをフル活用することで恩恵を得る。ビジネス的に言うとWin&Winの関係。ってか、講師業関係なく、クリエイターとして常に「先入観なく様々な才能に嫉妬し、刺激をうける」という素直な姿勢は絶対必要だと思っている。
後輩との付き合い方
中学、高校時代、僕には後輩、いや先輩と言う存在も殆どなかった。クラブ活動をまともにやっていなかったせいだろう。しかし、LAにきて映画活動を行うのに幅広い年齢の人々と交流することになった。24歳くらいまでは、僕の周辺にいたのは殆ど年上の人たちだった。これは、僕が常に背伸びをして活動してきたせいもあるだろう。しかし、それ24歳を超えた辺りから、急激に歳下の後輩達が僕の周りに増えだした。
しかし、アメリカと言う場所柄、年齢の差などは殆ど気にもせず僕は活動を続けることができた。しっかりした考えを持ち、行動できる人には例え歳下であろうが、本気で意見をぶつけ論争した。あるときは、とても頼っていたりもした。実際、自分が必要とする能力を持っている人間が必ずしも歳上、もしくは同年代に存在するとは限らない。能力とは、多くの経験を重ねるうちに洗練されていくものである。だから、年長者の方が能力が高い場合が多い。しかし、全員が全員、自分の能力を正しい方向に向けているとは限らない。経験により、「現実に妥協する」などという方向に進んでいる人たちも多い。
僕が行っている映画活動とは、いわば「挑戦」である。もちろん、しっかりした方向性と計画に基づいて製作は行われるが、そこに「挑戦」の要素が多分に含まれていることに変わりはない。そんな中で必要とされるのは、「現実を冷静に客観視する目」と「理想に向かって猪突猛進する気合」だ。そして、この後者は若年者のほうが強く持っていることが多い。それは、「現実を知らない故の無謀」といってしまう人たちもいるだろう。しかし、少なくとも僕にはそれを必要だと思っている。
ただ社会において、この「無謀さ」をうまく利用しているかと言うとそうでもない。社会の中で「若さ」とは往々にして「無知」に等しく評価される。果たして、本当にそうなのだろうか?僕は、企業における「インターンの在り方」や自分自身の先輩、後輩達との交流、営業経験を通して、「若さ」の引き出し方、「方向性の示し方」が悪いような気がする。
現在、26歳の僕がこんなことを言うのは甚だ恐縮で、将来読み返したとき赤面する可能性もあるのだが(それはそれで楽しいけど)あえて、ここに書いておきたい。「後輩との付き合い方」についてを・・
と、まー随分、前置きが長くなってしまって、その割に「この方法」は偉く単純なのだが。
要は、「後輩と本気でぶつかる」
これに尽きると思う。皆さん、どう思います?結構、出来そうでできてないでしょ?例えば、何か議論をする時とかもあまりに歳が離れていると「子供だな」とか思って、突っ込んだり、論破したりしないのではないだろうか?あと、変に「教育」してやろうなんて思ったりして・・・
これって、若い方から見れば結構「ムカつく」のだ。大体から、「こちらが本気になっているのに、相手が本気になってくれない」。これって、状況的にも見ても「本気な方」に対して失礼だと思う。実際、上の人間が本気になっていないのが分かると「若い方」も手を抜いてくる。変な意味での甘えが出てくる。でも、逆に「相手が本気」だと分かると自分の力を限界以上に出してくる。なぜって?じゃないと年長者に勝てる訳がないからだ。頑張って、背伸びをするのだ。そして、結果的に「背が伸びる」のである。
じゃー、世間一般で言う「大人としての態度」「先輩としての振る舞い」ってなんだろうか?僕が思うに、それは「相手の言葉を聞ける、理解できる、受け入れられる」能力だろうと思う。これって、本気の時は、かなり難しい。なぜって、自分の意見は正しいと思ってるし、相手は「若い」ということでどこか馬鹿にしてる。そんな状況で、こうした態度を持つのはとても難しい。実際、僕もその場では無理な場合が多い。だって、本気なんだもん・・時間が経って冷静になってから・・「あ、そういうのもアリかも」って思うこともしばしば。
でも、もし論争中などに柔軟に対応し「反論するとこ」と「賛同するとこ」をうまくリードしていけたら、後輩達はどんどんその能力を伸ばしていけるのではないだろうか?皆さんは、どう思われますか?
僕は今、周りに先輩も後輩も両方いるので、「こんな先輩が欲しい!」っていうのと「後輩に対しては、こんな先輩になりたい!」って思いを込めて書いてみた。
けれど、あまり歳を取ったり、地位や名誉を持つとこういう柔軟な姿勢って取りにくくなるんだよね。きっと・・ でも、営業に行くと、たまに「やべー、こいつ大物だよ(役職に関係なく)」なんて思わされる方がいる。自分も、そんな人間を目指したいなー・・・(笑)。
P.S:でも、こういう「本気」の付き合い方って大変なので、それなりに価値があると思った後輩にしか取らないだろうけどね。えっ?じゃーあまり、「スゲーっ」って思う先輩に会ってないというのは、僕が・・・小物!?
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